10月14、15日の一穂プロジェクト旭米稲刈り無事に終了しました!
6月にみんなで植えて秋を迎えた旭米は、農薬を使ってないにも関わらず長岡京の石田ファームさんの素晴らしい管理で見事な稲穂が実りました。
一穂フェスタで旭米に興味を持ってくれたご家族や、知人やインターネットから聞きつけて駆けつけて下さった総勢27名の皆さんと共にキンキラの旭米を収穫!
ほとんどの人が初めての農作業、稲を鎌で切る感触もその音も全てが新鮮で楽しんでもらえたようです。
最初は稲穂をわらでくくるのも緩いものがあってやり直しも多数ありましたが、終盤には高校生の女の子がしっかり検品して稲穂の束クオリティがどんどん上がっていったのが印象的でした。
楽しいだけでなく、みながしっかりとした意識をもって取り組んでくれた証だと思います。
土曜日の夕方から降り始めた雨。日曜日の朝の田んぼはぬかるみドロドロの状態。
決して作業しやすいとはいえない状況。
せっかくのお米に泥がついてはいけない。収穫したそばからわざわざ田んぼの外に運び出さなきぃけない。
むしろ著しく効率は下がります。
そんな中でもはじめましてで集まった人同士が、それぞれ役割分担し、見事なチームワークを発揮してくれました。
小学校低学年の子も多かったのですが、小さな手で一生懸命に鎌を使って刈り取ったり、ひたすら稲を運んだり。
「息子は反抗期」と口では言いながら思春期の親子が一緒に作業してる姿からは、父と子が互いに信頼してる様子が見て取れました。
田植えにも来てくれ小学生の男の子、普段は怒られてばっかりで元気が出ないけど、ここでは思いっきり羽を伸ばせるようでとても張り切って参加してくれます。
それぞれが、それぞれのペースで力を出し合い、自分の生きている実感を得られる。
人と人とがつながる、そんな場を作りたいと願っていましたが、振り返るとこの田植え稲刈りはそんな空間になっていました。
途中、予報には無かった突然の大雨に見舞われましたが、皆が一丸となって大人が子どもを守り、
トラブルすらもみなの結束を固めるスパイスになっていたような気がします。
この二日間を通してなんだかとても良いものを見せてもらえました。
たくさんの人に関わって頂きましたが、最後に残ってたメンバーで記念写真をパチリ!
参加者の皆さん、ボランティアスタッフの方々、そして石田ファームさんには感謝しきりです。
本当にありがとうございました。
100年前に、この乙訓の地で生まれた旭米がこうして今も人を繋げてお腹も心も満たしてくれます。
一穂プロジェクトはまた次のイベントを企画して参ります。
これからもよろしくお願い致します!