10月19日、旭米の稲刈りをしました!(見出し)
空の青が目にも肌にも涼やかな秋晴れの下、金色に輝く稲穂…
最高の稲刈り日和!
なんてそう簡単にならないのが人の世。
いや、人間の都合なんて知ったこっちゃないのが、
自然のはたらき




10月19日、雨上がりの曇天の下、一穂プロジェクトの稲刈りをしました。
朝まで降っていた雨、
稲刈り開催も危ぶまれましたが、時間を遅らせての作業開始とさせてもらいました。
6月に植えさせてもらった一本苗がものの見事にぶっとい株となり美しい稲穂を垂らしている。
ずっとお世話をして下さった石田ファームさんのおかげです。
石田ファームさん曰く
「本来は稲刈りの日なんて人間の都合で決めるもんちゃうで」
いや、本当にそうです。ごもっとも!
ですが、一穂プロジェクトメンバーがどうしてもこの日しか日程確保できず、
雨上がりの乾き切らない田んぼ分け入っての稲刈りを始めました。
6月の田植えに来てくれた人、昨年も来てくれた人、初めましての人。
みんな一緒に作業開始、
6月に植えた、たった一本の苗が何本もの茎に増えて、ぶっとい一株となっている。
その変化に子ども達は驚きながらも、その一株にザクリと鎌を入れる。
ノコギリ鎌で挽き切る手応え。
この感触がたまらない。
子どもはもちろんの事、今日は子どもの付き添いで農作業はちょっと…って言ってたお母さんもハマってくれる。
朝までの雨の影響で歩きにくいし、刈った稲を泥の上にも置けないし、決して作業のしやすい日ではない。
それでも、参加した子どもが自ら出来る事を見つけ役割分担しながら、
大人は大人で子どもを見守り、農家さんに仕事を教えてもらいながら、
初めまして同士が一緒に一つの目標に向かって力を尽くす。
その様は美しいものがあります。
この光景、この空気をまず感じて欲しかったのです。
でも、本当はこれはアミューズメントじゃない。
人が食べて生きながらえていく為の食料生産の場であり、
プロの農家の方の仕事場に僕らはお邪魔しているのです。




お米作りは八十八の手間がかかるという。
石田ファームさんがずっとやってきた大変な作業の、
ほんの、ごくほんの一部を僕ら一穂プロジェクトは「農業体験」という形でお邪魔させてもらっています。
事実、田起こしから代かき、苗作りから日々の水管理、雑草対策、畦草刈り…そして天日干しの為の稲架掛け台準備から最後の脱穀まで、全て石田ファームさんの仕事。
そして、稲刈り自体もこの日一日では終わらず、
翌日石田ファームさんスタッフに稲刈り作業を引き継いでもらってます。
そう、一穂プロジェクトは
ほんの一部。
小さな小さな一歩だけ。
いきなり農業どっぷり入るのは難しい。
まずはほんの一口かじってもらって
生きること、食べること、
自分にこんな頑張れる力が備わっていること
それらを感じ考えるきっかけを作れたら
そう思っての田んぼのイベントでした。
実はこの田んぼでの一穂プロジェクトの活動は今回が最後となります。
プロの現場に僕たち多くの素人を入れるのは本当に大変だったと思います。
僕の不手際もあったのに、付き合い続けてくれた石田ファームさんには感謝しかありません。
本当にありがとうございました!
今回もお昼ご飯は昨年ここで収穫したお米。
農薬化学肥料不使用の天日干しの旭米です。
調理担当井上さんの豚汁は今回も大好評。




疲れ切っていた女の子がご飯たべながら
「幸せ〜、ほんまに幸せ〜」
としみじみ語っていました。
分かる。
分かりますよ。
こんなセリフが口から出る事あるんや、と思うけど、
気の置けない人と一緒にご飯食べる特別な時間を噛み締めたら
「幸せ〜」
って出ちゃうよね。
農作業は楽なもんではないけれど、
誰かとなら
美味しいご飯を分かち合えるなら
ちょっとばかりは力は湧いてくる。
やってみようと入り口に立てる
そんなイベントでした。
ありがたい事に参加者の方からは、
またどこかで田んぼの催しをして欲しい
とのお声も頂いております。
予定は未定ですが、
またやるなら今とはまた違った形で、
それぞれが力出し合い、
持続出来るような未来を作れたらと思います。
皆様、本当にありがとうございました!
今年も最後に「新米食べよう会」を予定しております。
今後ともよろしくお願いします!






